クワガタの季節到来!
こんにちは!あけっちです。
今年は新型コロナウィルスの影響で、何もかもが例年とは違う状況です。
釣り関係でも、自粛を促すための一時的であろう立ち入り禁止場所への侵入など各地で問題行動が見られたようです。
釣り人全体で見れば極々一部の人たちのしていることだとは思いますが、後々の自分の首を絞める行動をしているということに何故気が付かないのでしょうか?
いきなりの脱線スミマセン。とにかく一刻も早い収束を願うばかりです。
さて、今回はクワガタです!
魚は好きだけど、虫は嫌い!!という方はそっと閉じてください。
まず今回の話をする前に、僕がクワガタ採集をするようになったキッカケの話をさせてください!
大抵の男子は小学校の頃、一度はカブトムシやクワガタを捕まえに行ったことがあるのではないでしょうか?
僕はだいたい夏休みに入るかどうかという7月半ばぐらいから、父や友人と一緒に近所の森や、田んぼの近くに生えている、「捕れる木」をハシゴしたものです。
僕の住んでいる千葉県北西部には山がないので、ちょっとした雑木林がもっぱらの採集場所でした。
当時はまだインターネットも普及しておらず、周りの友達の情報が全て。
採集できる時期に関しても夏休み頃から、というのが僕たちの周りの常識でした。
そんな小学校生活も過ぎ、中学に入った頃からでしょうか?虫捕りの熱は冷め、どこかで小学生の子供がやるものという意識もあったかもしれません。
とにかく虫捕りの世界から遠ざかっていきました。
月日は流れ、それから10年以上経った頃でしょうか?
確か8月の蒸し暑い夜だったと記憶しています。
当時からの友人、Mくんに不意に誘われました。「ちょっとカブト見に行ってみない?」と。
特に断る理由もないので二つ返事でOKを出し昔から捕れていた木を見に行くと、そこには何匹かのカブトムシとコクワガタが昔と変わらずに樹液をすすっていました。
忘れかけていた少年時代の興奮を再び思い出した瞬間でした。
それからというもの、暇さえあればネットで情報を調べまくりました。
そしてクワガタ好きとしては当然のように、いつかはオオクワガタを捕ってみたいという目標ができるのでした。
が、それはまた別の機会に。
調べていると実はクワガタは早ければ5月のゴールデンウィーク前後から活動を始める個体がいるということでした。
翌年の5月上旬ごろだったでしょうか、日中気温が上がり25℃近い日に目星をつけていた木を見に行ってみると、一匹のコクワガタが幹を這っていました。
こうして僕の野外のクワガタ探しは大体4月後半、20℃を超える日が出てくるあたりから、という新たな決まりごとができたのでした。
今年は少し遅かった?
クワガタ探しを何年か続けていると、毎年コンスタントにクワガタの確認ができる木もあれば、当たりはずれがある木も出てきます。
そんな中で、毎年外さない、しかもシーズンインが周辺の木に比べて一か月ぐらい早い木が見つかりました。
郊外にぼつんと一本だけ生えている柳の木。
クヌギやコナラ、樫の木に比べて樹液の出が早いようです。
何年か前の日中見に行った時に、スズメバチが枝を齧っているように見え、その周辺から樹液が少しづつ染み出しているようでした。
この頃から少しづつ、小さな甲虫類が姿を見せ始め、その数日後にはクワガタの姿が確認できる、というのが毎年の恒例になっていました。
職場から自宅の帰り道の間にあるという立地条件から、定期的に確認がしやすいので、今年も5月上旬から偵察に行っていましたが、なかなか確認ができず。
ようやく5/24の夜、無事に令和2年の第一号クワガタの確認ができました!
ただこの木はいつもの柳ではなく、近くにある別の樫の木です。
少し離れたところにメスも一匹ついていました。
その後立て続けに見に行った、柳の木でも一匹のコクワガタの姿を見ることができました。
僕の地元は、確認できるクワガタの種類が非常に少なく、コクワガタとノコギリクワガタぐらいしかいません。あとはどこにでもいるカブトムシ。
他のクワガタは多少なりとも遠征しないと見つけることができないのです。
虫捕りを再開した当初は捕れることが面白く、かなりの数を捕まえて、飼育したりしていましたが、最近はもっぱら姿の確認のみで、滅多にお持ち帰りはしません。
見慣れたコクワやノコでも、毎年変わらずに姿を見せてくれることがうれしくて、捕りもしないのに、つい何度かは足を運んでしまいます。
僕の住んでいる地域も開発により間違いなく捕れる木が減ってきています。
未来の子供たちのためにも、少しでも長くこういった環境が残っていてくれることを願います。
毎年6~7月頃に前述のMくんと、オオクワガタを求めて東北に遠征するのが恒例の楽しみだったのですが、今年はコロナの影響で無理そうだなー。
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