今年初調査
こんにちは!あけっちです。
さて今回はテナガエビです。
素揚げにすると、とても美味しい。
子どもも喜ぶし、ビールのお供にもピッタリです!
一般的にテナガエビのシーズンは梅雨頃からと言われていまして、3月ではまだ小さなサイズしかいないかと思われますが、早めの調査に行ってきました。
4/7に緊急事態宣言が発令され、今現在は外出自粛をしなければいけない状況ですが、これはそれ以前の内容になります。
夜間、全く誰もいない場所での採集になります!
テナガエビは延べ竿に赤虫などを付けエサに、お手軽釣りも楽しめるのですが、僕の場合は手っ取り早く網で捕ってしまいます。
ポイントは利根川中流域のテトラ帯。
すみません。真っ暗でさっぱりわかりませんね
要は川などにテトラポットや石積みなどの隠れ家になる場所があるところに、たくさん居付いています。
日中は隠れていて見つけ辛いのですが、夜になるとテトラの上などの浅場の見えるところまで上がってきています。
それを探して、網でサッとすくい捕るのが最も効率的だと思います。
夜間の採集になりますので、特に初めてのポイントに入るときは明るいうちに下見をしておき、水深や危ないところがないかなどをチェックしておきましょう。
僕は一人で行ってしまうこともありますが、なるべく複数人で行った方が安全だと思います。
昨年の台風後の不調に変化はあったか?
毎年だいたい4月下旬頃から捕りに行くのですが、今年は気がかりなことがありました。
2019年秋、千葉県は台風により記録的な被害を受けてしまいました。
僕の住む内陸部は比較的大きな被害は少なかったのですが、水辺には大きな変化がありました。
大雨による増水で大量に押し流された土砂がテトラに溜まり、水深が半分ぐらいになっていました。
例年ならまだそれなりのサイズが捕れていた時期だったのですが、全く見つけることが出来ませんでした。
そんな状況から回復の傾向にあるのかが気になり、少し早めの時期に確認に行くことにしました。
結果としては捕れました!
予想通りサイズは小さいですが、ちゃんと居てくれました。
とりあえずひと安心!
30分ぐらいの短時間採集でしたがそれなりの数が捕れました。
あまりきれいとは言えない場所で捕れたエビなので、少しでも美味しく食べる為泥抜きという工程を踏みます。
やることは簡単で、2~3日水道水でエサを与えずに生かしておくだけです。
捕ったその場から泥抜きを始めるため、現地の水は使わず、あらかじめ水道水をバケツに5センチぐらいの深さになるように入れていきます。
カルキ抜きはする必要ありません。
帰り道が長い方はエアレーション(いわゆるブクブク)をした方がいいですが、採集時間も含め2時間ぐらいなら僕の経験上、特に必要ないと思います。
一晩でそれなりに汚れが出るので、その度に水換えをします。
僕は毎日朝晩と二回換えていますが、2日目以降は1日1回でも充分だと思います。
釣りとは違うスピーディーさが網の魅力!
流れてくる微生物でも食べるためなのでしょうか?割と集団でテトラの上に出てきていたりするので、そこを狙ったり、見えていなくてもテトラや護岸に沿うように網を入れてあげると高確率で捕れます。
その分捕りすぎには注意が必要ですね。
小さい個体や卵を持っているメスはなるべく逃がしてあげて、大きくなって帰って来てもらいましょう。
他にもこの場所はテナガエビ以外の魚、クチボソ、ドジョウ、ボラやシーバスの稚魚などが網に入ることがあります。
これはボラの稚魚の群れ。春先にはものすごい数が泳いでます。もちろん観察だけしてリリース。
このように色々な魚の姿が見られるところも、面白いですよ!
そんなこんなで短時間でしたが、しっかりと捕れる事が分かりひと安心!
もう少し経ったらサイズも大きくなっていることでしょうから、また捕りに行ってみたいと思います。
次回は簡単な食べ方を紹介します!
ここまでご覧いただきましてありがとうございました!
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